一日の終わりに、 もう一杯だけ、と 長居してしまう店。
西小山駅から、商店街の灯を背にして二分。
住宅街の角に小さな暖簾が下がっています。
十六席の店内には、毎晩のように常連が顔を揃えます。
かつてイタリア料理の厨房に立っていたご主人と、 客を「うちの人」のように迎える女将。 その日の三崎港から届いた魚を中心に、 手書きの壁メニューが夜ごとに姿を変えます。
刺身、煮付け、ナンコツ。 そして、なぜか出てくるパスタやアヒージョ。 ジャンルの境を軽やかに越える、ここだけの晩ごはん。
「初めてでも、いつの間にか
常連になっている──そんなお店です。」